インベスコのルクセンブルグ籍日本株式アドバンテージ・ファンド、好調な資金流入により、海外での新規投資の受け入れを停止へ


インベスコ投信投資顧問株式会社が運用する、 ルクセンブルグ籍日本株式アドバンテージ・ファンド(正式名称:Invesco Japanese Equity Advantage Fund)は、海外の投資家から高い評価を受け、好調な資金流入が続いてきた。インベスコ投信投資顧問では、昨今の同ファンドへの資金流入状況を総合的に判断し、同ファンドのこれまでの良好なパフォーマンスを維持し、今後も投資家に良好なパフォーマンスを提供し続けていくために、海外投資家向けの同ファンドの新規投資受け入れを一旦停止すると12月6日に発表した。海外投資家からの新規の投資受け入れの再開時期は、今後の市場環境や、資金流出入状況等を総合的に判断して決定される。

同ファンドは、2006年5月の設定以来、運用資産総額を拡大してきたが、2013年に入ってからその伸びが顕著となっている。同ファンドは、国外の年金基金・機関投資家から注目を集めるとともに、英国のモーニングスター社から最高ランクの5つ星を獲得する等、評価機関からも高い評価を得ている。

インベスコによると、ファンドの資金流入動向からは、外国人投資家の旺盛な日本株投資意欲が依然として継続していることがうかがえるが、日本株市場の売買動向に目を向けると、外国人投資家が日本株を売り越すこともある中、一貫して資金流入を続ける同ファンドの状況は、海外の投資家から同ファンドの優良銘柄に厳選投資する運用哲学・運用手法が支持を受けているものと考えることができるという。

同ファンドの運用手法は、フリー・キャッシュフローを重視し、その源泉として無形価値(ブランド、技術開発力、顧客 基盤等)に注目して、株主価値を高める優良企業に厳選投資する。従来のスタイル別運用(バリュー、グロース、大型、中小型等のスタイル)とは異なる新しいアプローチで投資収益を追求する。

代表取締役社長兼CEOである佐藤秀樹氏は、同ファンドの動向に関して次のように述べている。「弊社のルクセンブルグ籍日本株式アドバンテージ・ファンドが外国人投資家の皆様から高いご支持を受けていることに感謝いたします。海外投資家向けの当ファンドについて、一旦新規のご投資の受け入れを停止しなければならないのは苦渋の決断でございます。これはひとえにご投資いただいている投資家の皆様に良好なパフォーマンスをご提供し続けていくための措置であり、ご理解を賜れればと存じます。当ファンドは、これまでの優れた運用実績から国外の年金基金や機関投資家の皆様、あるいは第三者の評価機関から高い評価を頂戴戴して参りました。今後とも、弊社スタッフ一同これまで以上に皆様のご期待に沿えるよう努めて参る所存です。」

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