運用会社別純資産総額（2015年2月）

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投資信託協会が発表した2015年2月の契約型公募投資信託の投資信託会社別資産増減状況によると、総合計（株式投信＋公社債投信）は設定額が約8.6兆円、解約額が7.6兆円、償還額が194億円で、差引き約9,9434億円の資金純増となりました。運用による純資産増加が8,536億円となったことから、運用会社全体の純資産総額は前月末に比べ約1.8兆円増加し、約95.8兆円となりました。

運用会社別にみると、純資産総額上位5位に変化はなく、第1位は野村アセットマネジメントで約22.8兆円、2位は大和証券投資信託委託（約14.2兆円）、3位は日興アセットマネジメント（約10.2兆円）、4位は三菱UFJ投信（約6.4兆円）、そして5位は新光投信（約3.8兆円）でした。上位5位では、新光投信のみが前月比でマイナスとなりました。

資金増加額（設定額から解約額と償還額を足した額を差し引いた額）が最も大きかったのは日興アセットマネジメントで、増加額は2,496億円、次いで大和証券投資信託委託の2,066億円、野村アセットマネジメントの2,030億円の順でした。

一方、資金減少額が最も大きかったのはJ.P.モルガン・アセット・マネジメントで、減少額は約388億円、次いでDIAMアセットマネジメントの312億円、三菱UFJ投信の254億円でした。

運用による資産増減を見ると、75社中56社で運用による資産増加が見られ、19社では運用がマイナスとなりました。最も運用による資産増加が大きかったのは野村アセットマネジメントで、増加額は4,290億円、次いで日興アセットマネジメントの1,297億円、三菱UFJ投信の1,177億円でした。

一方、運用による資産減少が最も大きかったのは、新光投信で、減少額は1,036億円でした。次に運用による資産減少額が大きかったのは国際投信投資顧問の308億円、ドイチェ・アセット・マネジメントの175億円でした。

（データ：投資信託協会、単位：百万円）